城北電気工事株式会社の採用と共育について

Recruitment / Education
定着しない職場から、育つ環境づくりへの気づき
当社は「社員と一緒に明るく楽しい職場づくり」を目指し、採用活動と社員共育を一体的に進めています。現在では新卒採用や社員共育の仕組みを整えてきましたが、その背景には、かつて抱えていた課題がありました。
取り組み前の状況
以前の当社は、中途採用を中心に人材を補充していました。しかし、定着率が低く、人が長く働き続ける会社にはなっていませんでした。また、経営指針書を作成し理念を示しても、退職者は減らず、「社員が辞めるのは本人のせい」と考えることも少なくありませんでした。
しかし社員共育委員会への参加を通じ、「社員が育つ環境があるかどうかが重要」という気づきを得ました。そこから、採用方法の見直しと、社員と共に育つ環境づくりへの挑戦が始まりました。


採用の取り組み
2008年に中途採用から高校新卒採用へと転換し、2015年からは毎年1名から3名の定期採用を継続しています。学校訪問やインターンシップの受け入れを進め、体験を通じて電気工事の魅力を伝える仕組みを築いてきました。実際にインターンシップから入社につながった事例もあります。
また、情報発信にも力を入れ、ホームページやパンフレットの充実、高校生向け求人情報誌への掲載などを通じて、学生・保護者・先生に安心感を持っていただけるよう努めています。さらに「願いちょうちんプロジェクト」では高校生が実際に電気工事を担当し、その経験から入社した社員も生まれています。


共育の取り組み
社員共育では、経営者と社員との信頼関係を重視しています。経営指針発表会や社長面談、ニュースレターの発行を通じて理念や考えを共有し、社員が主体的に働ける環境を整えてきました。
さらに、新入社員から幹部社員まで体系的な研修を行い、技術力や人間力の成長を支援しています。プロジェクトチームや業務改善提案活動により、社員自らが会社を変えていく経験も積んでいます。
加えて、休日数の増加、女性社員の採用、キャリアパスの明確化、健康経営優良法人認定の取得など、働きやすい職場環境の整備も進めています。

今後の展望
今後は中学生・高校生への働きかけをさらに強め、電気工事のやりがいや魅力を早い段階から伝えていきます。社員共育については、社員共育委員会の学びを活かし、社員が自発性を発揮し続けられる環境をさらに深めていきます。
城北電気工事株式会社
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