ジョウセンの挑戦

Performance UP
未来へ繋ぐ食の輪と風土の進化
経営指針で生まれ変わった企業風土
山形の飲食文化を支えてきたジョウセンさんは、中小企業家同友会の経営指針成文化セミ
ナーに参加し、「社員と共に成長する企業風土」を構築する決意を固め、経営指針に基づき
社員の主体性を引き出す対話型組織へ改革。コロナ禍で飲食業界の課題を痛感しながらも
社員と共に常に前へ進む決断を続け、社員と共に「山形の食文化を次世代に繋ぐ」ビジョン
を策定。「焼鳥ほそ道」は、この新たな風土の象徴として誕生しました。
隠れ家で味わう山形の食の旅
「焼鳥ほそ道」は、山形駅から徒歩4分に位置。細い通路を抜けると現れる
10席のカウンターは、芭蕉の「奥の細道」に着想を得た店名通り、山形の風土を旅するよ
うな体験を提供します。木の温もりとモダンなデザインが融合した空間は、接待やデート
に最適な隠れ家として人気です。社員が企画段階から関わり、経営指針の「顧客価値の創
造」を反映した店舗設計は、ゲストに特別な時間を提供します。

地元食材と職人技の融合
「ほそ道」の焼鳥は、山形の地元食材を使用し、素材の味を最大限に引き出します。酒の強
みを活かし、山形の地酒や厳選ワインを揃え、料理とのペアリングも魅力。コース料理
(8,000円前後) は、1984年山形生まれの料理長が東京の人気焼鳥店で磨いた技術で焼き
上げる串と、季節の一品料理で構成。経営指針の「地域共生」の理念に基づき、地元生産者
との連携を強化し、食材のストーリーをゲストに伝えます。

社員主体の挑戦と地域連携
同友会の学びを活かし、ジョウセンは社員の主体性を重視した運営を徹底。
料理長やスタッフがメニュー開発やイベント企画に積極的に参加し、
風土改善の成果として「食福」をテーマにしたサービスが生まれました。
地元マルシェやイベントへの参加、クラウドファンディグ
「Makuake」での資金調達も、社員のアイデアから実現。
地域の生産者と連携した限定メニューや、山形市のふるさと納税への対応も進め、
食文化の発信拠点としての役割を果たしています。
「焼鳥ほそ道」は、経営指針を基に「社員と共に成長し、地域に貢献する」企業を目指しま
す。佐藤氏は「同友会の学びで、社員の力を信じ、挑戦の場を広げることができた」と語り
ます。Instagramでの予約は常に満席地元住民や観光客からの支持も厚く、山形の食の魅
力を全国に発信。次なる目標は多店舗展開と新メニュー開発で、社員と共にさらなる風土
改善を進めます。「ほそ道」は、中小企業家同友会の理念を体現し、山形の未来を照らす一
歩となっています。

焼鳥ほそ道
山形県山形市香澄町2-1-2 美張ビル1F/営業時間18:00~22:00
L.O.21:30 /定休日:日曜・祝日/予約:InstagramまたはEPARK https://
epark.jp /平均予算:8,000円
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