業績UP

Performance UP

山形の技術と食文化の融合「付加価値と美味い名産を掛け合わせたアイデア作」

地元企業がコラボした
新商品の誕生

山形の技術と食文化が融合!
新商品「やまがたZAO駒むすび」の魅力

山形市の老舗肉店「肉の中村」(ミートの元気商事、中村明美社長)が、精密抜き型製造の高橋型精(高橋光広社長)とコラボし、新商品「やまがたZAO駒むすび」を開発。土日限定で、山形県観光物産館「ぐっと山形」にて販売を開始した。このプロジェクトを牽引したのは、「食で山形をPRしたい」と活動する「THEE LOCAL yamagata」の堀川政彦代表だ。堀川氏は県内外に山形の魅力的な食材や商品を発信し続けており、今回のコラボは中小企業同友会で学び合う仲間との縁から実現した。

将棋のコマを模した「こま海苔」の技術力

「やまがたZAO駒むすび」の特徴は、将棋のコマをモチーフにした「こま海苔」。この海苔は、高橋型精 高度な抜き型技術により、精巧な形状に仕上げられている。同社はニッチな分野で全国トップクラスの評価を受けており、その技術力が商品の個性を際立たせている。また、山形は「ラーメン県」として全国一の中華麺消費量を誇るが、ラーメンのブランディングにも取り組む「マルタマ佐々木海苔店」(佐々木博英社長)が、ユニークな抜き型海苔を製造。堀川氏は佐々木社長と音楽という共通の趣味という背景もあり、「山形の味と技術をPRできる」と今回のコラボを思案し始めたとのこと。

山形の食材を詰め込んだおにぎり

商品の具材も山形のこだわりが満載だ。豚肉、牛肉、椎茸の時雨煮は「肉の中村」が手作りし、県産米を使用。海苔は山形でトップシェアを誇る将棋のコマ型で、まさに「山形尽くし」のおにぎりだ。中村社長は「山形の食材と技術を一つにした新商品」と笑顔でPR。販売開始はさくらんぼの季節に合わせ、観光客で賑わう物産館で好評を博している。ボを思案し始めたとのこと。

地域資源を活かす「SPラボ」の成果

この商品開発には、中村社長や堀川氏が参加する同友会山形支部のワークショップ「SPラボ」が大きく寄与した。地域資源や話題を組み合わせ、新しい価値を生み出す場で、柔軟な発想とネットワークが今回のコラボを後押しした。堀川氏は「地域の素材を新しい視点で掛け合わせれば、令和の地域資源になる」と手応えを感じている。

今後の展開に期待

堀川氏のユニークな視点は今後も注目だ。会社名「THEE LOCAL yamagata」から、ミッシェルガンエレファント好きと想像することは容易だ。だとすれば次は、眠気覚ましドリンクとして中山町のスモモを使った「MIDNIGHT SUMOMO BABY」なる飲み物が生まれるかもしれない。山形の食と技術の新たな可能性を切り開く斬新な思考に、期待が高まる。

Movies

参考になるセミナーはコチラ

Reference

該当のセミナーはありません

TOP
知る会 イベント情報 お問い合わせ